エビ陸上養殖システム
陸上循環方式のメリット
現在主流となっている養殖方法は、海上いけすに高密度に飼育する海面養殖ですが、餌の食べ残しや排泄物、 死骸による水質悪化による赤潮の発生など、環境への悪影響が問題になっています。 また、高密度環境での飼育は魚病の発生を招き、抗生物質薬を混ぜた飼料が必要となります。
こうした海面養殖の課題に対応すべく考えられたのが、飼育水を濾過システムで浄水しながら循環利用する養殖方式です。 基本的に飼育水を捨てず、安定した環境下での飼育が可能となるため、屋内の限られたスペースでの養殖が可能となりました。
シンプル設計、低コスト
従来の養殖システムとは異なり、導入のし易さと省電力を追及しました。
シンプルなシステムによって、導入し易さはもちろん、低イニシャルコスト、低ランニングコストを実現します。
また、シンプルが故に専門的な知識がなくても利用できるシステムとなっています。
安心安全な養殖
薬剤を一切使用せずに病気や寄生虫のいない、安心で安全な飼育が可能です。
人工海水を循環させて養殖を行うため、川や海への排水がありません。自然環境に優しいサスティナブルな養殖です。
高い生産性
荒天候等の外的要因を受ける心配が少ないのはもちろん、年間を通じて水温を調節できるため、養殖期間の短縮を図り、高い生産性を実現します。
陸上養殖の商業化をサポートします。