プラスチックは自然界に分解するまでに100年〜200年かかると言われており、不適切な投棄による日々大量のプラスチックが海に流れ込みによる環境汚染は大きな問題になっております。
海洋生物に与える影響は深刻な状況にあり、2050年には海洋プラスチックの重量が魚の重量を超えるとの報告もされています。実際に、1億頭以上の海洋生物がプラスチックゴミが原因で死んでいます。さらに、マイクロプラスチックを体内に含んだ海洋生物を食する人間の体内からもマイクロプラスチックが発見されております。
こうした背景から脱プラスチックを含むプラスチックの適切な管理が世界的に行われる様になりました。
紙ストローや生分解性ストローなど代替品の開発が官民上げて行われています。
サトウキビを原料にしたストローです。 砂糖などの生産時に産業廃棄物として捨てられていたサトウキビの搾りかす(バガス) とPLA(※)を材料とし、植物繊維だけで作られたサスティナブルなストローいます。
コーヒーを原料にしたストローです。 コーヒーの抽出後のカスとPLA(※)を材料とし、植物繊維だけで作られたサスティナブルなストローです。
※PLA(ポリ乳酸)とは・・・トウモロ コシ、さつまいも、じゃがいも、サトウキビなどの「でんぷん」からできたもので、植物由来の生成分解性プラスチックです。
ベトナムホーチミン郊外で無農薬で栽培されてた植物(レピロニア)の茎から作られたエコなストローです。 水を吸ってもふやけたりヨレヨレになったりせず、逆にプラスチックの様な硬さになります。 化学物質を一切使用していない完全自然由来・生分解性の商品の為、使用後は家畜の飼料や農業の肥料としても利用できます。